暗い空 白い街灯


きのう私が家出をしたことも


悪くないよって言ってくれる 澄んだ冬の空気


ボロボロの服を着て お風呂にも入らないで


武蔵野の街を彷徨う


悲しみ過ぎた私の瞳からは


涙一粒さえ流れない


お腹いっぱい食べ物を詰め込んで


汚くなった私を


綺麗だよと言ってくれる iPhoneの光


青い花 透明な歌声


君のためなら死ねるという気持ちのように


毎日をフラフラと泳いでいる